カール・マルクス誕生から「資本論」を書き上げるまでの人生

カール・マルクス誕生から「資本論」を書き上げるまでの人生

マルクス誕生、大学卒業後は新聞記者に

1818年、カール・マルクスはフランスとの国境に近いドイツ西部の「トリーア」という街で生まれました。

裕福な家庭に育ったマルクスは幼い頃から文学を愛する少年でした。

18歳で入学したベルリン大学では哲学にのめり込みます。

ベルリン大学卒業後は新聞記者になり、敵も味方も容赦しない攻撃的な記事を書く記者でした。

フランスから追放、ヨーロッパを転々とし、イギリスへ亡命

25歳になるとフランスに渡り、活動の場を広げます。

しかし、権力への痛烈な批判で政府に目をつけられ、フランスから追放命令を出されてしまいます。

その後はヨーロッパ各国を転々。

そして、1849年にイギリスに亡命します。

妻と3人の子供たち

イギリスに亡命した頃、マルクスは31歳になり、妻と3人の子供がいました。

マルクスの長女ジェニーとマルクスの間のやり取りは非常に印象的なものとなっています。

ジェニー 「あなたが幸福だと感じることは?」

マルクス 「闘争すること」

ジェニー 「あなたが不幸だと感じることは?」

マルクス 「屈服すること」

ジェニー 「あなたが好きなモットーは?」

マルクス 「すべてを疑ってかかれ」

マルクスは毎日のようにロンドンの大英図書館(THE BRITISH LIBRARY)に通い詰め、経済学の研究に没頭しました。

しかし、稼ぎのないマルクス一家は困窮を極めました。

そのため、次男、三女、長男と3人の子供を次々と病気で亡くしました。

棺を買うお金もなかったくらい貧乏だったといいます。

「資本論」第一巻を書き上げる

貧乏な生活・・・3人の子供を病気で亡くす不幸・・・。

それでもマルクスは困難を乗り越え、49歳の時、一冊の本を書きあげます。

その本こそ「資本論」第一巻でした。

資本論 1 (岩波文庫)
資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本主義社会は商品でできているから商品の分析から始まるに続く »