お金がお金を生む呪術的な形態はfiktiv(虚構)なのでいつかはじける

お金がお金を生む呪術的な形態はfiktiv(虚構)なのでいつかはじける

マルクスは「資本論」第3巻で次のように言っています。

利子生み資本において、資本関係はもっともよそよそしい呪術的な形態に達する。ここで「G-G'」すなわち、より多くの貨幣を生む貨幣、自己を増殖する価値を、両極に媒介する過程抜きでもつのである。

資本主義は本来、

G ー W ー G
お金  商品  お金

という流れで、お金で資本を投資して、工場を作って労働者を雇って、商品を作って、利益を上げています。

しかし、

G ー G'
貨幣 貨幣
(貨幣がより多くの貨幣を生む)

という流れは、「お金を貸してお金が増える」というまるで魔法みたいな「呪術的な形態」とマルクスは言っています。

といっても、この「呪術的な形態(お金がお金を生むという形態)」は、今の時代では当たり前のように起きていることです。

たとえば、株で儲けたり、銀行預金で利子が付いたりというようなこと。

しかし、マルクスはこれをドイツ語で「fiktiv(フィクティブ)」と呼んでいます。

「fiktiv」とは「架空の、虚構の」という意味。つまり、フィクション、作られた物、ウソ事という意味。

現代は株式や債券のような「利子生み資本」「虚構の資本」「空資本」が巨大なまでに膨らんでいる時代です。

1株100円で発行された株は、その会社の配当がいいと株価がどんどん上がっていきます。

100円の株が500円、1000円と上がっていく。

しかし、この差額は資本に投資されているものではなく、株を買いたい人同士が一種の賭け事をしているようなもの。

株主同士が相互に食い合っているという状態。

このような現象をマルクスは「fiktiv(フィクティブ)」と呼んでいます。

そして、資本主義が生み出した「利子生み資本」「虚構の資本」「空資本」は「fiktiv(架空の、虚構の)」なので、最終的にはバブルがはじけざるを得ないとマルクスは考えていました。

10年周期の恐慌から不定期の大恐慌が起こる時代にに続く »


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