資本主義社会は商品でできているから商品の分析から始まる

資本主義社会は商品でできているから商品の分析から始まる

マルクスが書いた「資本論」の冒頭には、次の一節があります。

資本主義的生産様式が支配している社会的富は、「巨大な商品のかたまり」として現れ、この富を構成しているのがこの商品である。だから、われわれの研究は商品の分析から始まる。

一見すると、すごく難解な一節ように見えますが、要するに、「資本主義社会は商品でできていて、すべてのモノが商品として現れているのが資本主義の基本的な形だ」ということです。

商品にはパン、カップ麺、鉛筆、ノート、携帯電話、自動車、本、洋服、オモチャなど様々なものがあります。

市場で売られているものはすべて商品です。

その「商品」が私たち人間の体で言うと「細胞」のように、資本主義社会の形を作る「細胞」となっているのです。

だから、「細胞を分析して人間を分析」するように、「商品を分析して資本主義全体を分析」しようとマルクスは考えました。

そして、マルクスは商品には2つの価値があると言っている。「使用価値」と「交換価値」です。

商品の「使用価値」に続く »