ニーチェの思想が凝縮されている代表作「ツァラトゥストラ」について

ニーチェの思想が凝縮されている代表作
「ツァラトゥストラ」

ニーチェが書いた本の代表作といえば「ツァラトゥストラ」です。

ニーチェの思想・スピリットが一番凝縮されていると言われています。

1885年に発表され、全4部から構成されています。

「ツァラトゥストラ」が出版された当時、全く人気がなく、ほとんど見向きもされませんでした。

それから、ニーチェが精神を病んでから徐々に人気が出てきて、20世紀になるとたいへん注目される思想となりました。

「ツァラトゥストラ」は主人公ツァラトゥストラが自らの思想を説きながら、旅を続ける物語です。

「ツァラトゥストラ」が書かれた当時は、宗教的に現世を否定してあの世に喜びを見出そうとする思想が一般的でした。

そんな中で、ニーチェは「ツァラトゥストラ」で「神は死んだ」と語ります。

ツァラトゥストラはこれまでの価値観が崩壊していることを人々に語るのです。

そして、新たに掲げた価値観が「超人」という生き方でした。

「超人」とはこれまでの価値観にとらわれず、絶えず創造的に生きようとする存在です。

この「超人」に至るために、ニーチェは「永遠回帰」を説きました。

「永遠回帰」とは人生が何度でも繰り返されるという思想です。

当時のヨーロッパの価値観を根底から疑い、人間の生きる意味を問い続けた思想家ニーチェ。

ニーチェの代表作「ツァラトゥストラ」は岩波文庫と光文社古典新訳文庫で出版されています。

<岩波文庫(1967年・1970年出版)>
ツァラトゥストラはこう言った 上
ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)
ツァラトゥストラはこう言った 下
ツァラトゥストラはこう言った 下 (岩波文庫 青639-3)
<光文社古典新訳文庫(2010年・2011年出版)>
ツァラトゥストラ〈上〉
ツァラトゥストラ〈上〉 (光文社古典新訳文庫)
ツァラトゥストラ〈下〉
ツァラトゥストラ〈下〉 (光文社古典新訳文庫)

「まんがで読破シリーズ」でも出版されています。

ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)
ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)

ニーチェの代表作「ツァラトゥストラ」の物語あらすじに続く »