孔子「論語」良いリーダー(君子)に求められる3つの資質

良いリーダー(君子)に求められる3つの資質

「論語」では良いリーダー(君子)になるためには「強い正義感」「平等」「仁」の3つの資質が必要だと説いています。

(1)強い正義感

義を見て為(せ)ざるは、勇なきなり。

正義というのは誰もが知っているでしょう。でも、知っているだけではダメ。それを実行しないと。正しいことをやっているという勇気を持ちなさい。

(2)平等

君子は周(しゅう)して比(ひ)せず、小人(しょうじん)は比して周せず。

君子(良いリーダーは)部下を平等に見てくれる。ところが、小人(ろくでもない上司)は平等じゃない。

(3)仁(中国人が目指した道徳の最高徳目)

人を傷(そこな)えりや。馬を問わず。

この一節は「仁(じん)」についてのエピソードのオチの部分。

孔子の邸宅には馬小屋がありました。

ところが、孔子が休憩に出かけている間に馬小屋が火事になってしまい、大事な馬が死んでしまった。

この時、孔子が弟子にかけた一言が上の一節。

孔子が休憩から戻ってくると、弟子たちは真っ青になって「先生、馬小屋が家事になりなした。」と言った。

孔子は「それでどうした?召し使える者たちにケガはなかったか?」と尋ねる。

弟子たちが「ケガはありませんでした」と言うと、孔子は「ああ〜それはよかった。」と言って、自分が大事にしていた馬がどうなったかということについては、一言も尋ねなかったというエピソード。

良いリーダー(君子)になるための自分の磨き方に続く »